アメリカ政府も半導体の国内製造に必死。サムスンに64億ドル補助 アメリカのバイデン政権は、4月15日に、韓国のサムスン電子がテキサス州中部ですすめる半導体製造拠点の集約化を支援するために64億ドル(約6800億円)の補助金を出す、と発表した。 これは、中国に対抗して、アメリカ国内での半導体の製造能力を増強するためのものにほかならない。現在では、世界の半導体生産に占めるアメリカの割合は1割程度にすぎない。アメリカ政府は、2030年までに、これを2割程度にまで引き上げたい考えだという。こんなにあがいても2割程度なのである。これでは、アメリカは老衰している、とみられても仕方がない。 バイデン大統領は…