尾崎翠の年譜*1を見ていると、大正8年4月日本女子大国文科に入学し、5月週刊校報『家庭週報』515号に「木蓮」を発表、6月同紙519号に短歌「富春園にて」を発表している。『家庭週報』は、明治37年4月創立の同窓会「桜楓会」の機関紙で、同年6月25日に創刊された。同紙を北野天満宮の骨董市で買った覚えがあるので、大量の積ん読本から発掘してきました。我ながら何でも持ってますね。 家蔵の『家庭週報』は、11号,明治37年11月12日と19号,38年3月11日である。後者には、国文学部教授の三宅龍子(花圃)の名前が見える。 ところで、一面の左手に地球を持つ女性の絵が気になる。どこかで見たような気がする。…