ジョゼフィン・テイ(Josephine Tey)作の長編歴史ミステリ小説。 The Daughter of Time. 1951年発表。ハヤカワミステリ文庫に小泉喜美子による邦訳がある。 ヨーク王朝第2代の少年王エドワード5世が叔父グロスター公リチャードによってロンドンに監禁され、そのまま行方知れずになった歴史上の事件について、現代に生きる若いふたりが史料をさぐってゆきながら、隠された歴史の真実を暴き出す。
こんにちは。買ってきたかき揚げを翌日に食べると、油がギトギトしてオイシクナイ…ことを発見したサトーです。温めたんですが、レンジでチンしたのがまずかったのでしょうか。トースターだったらまだマシだったのかなーと思ったんですが、うち、トースターないんですよね。まあしょうがないです。次から、かき揚げは買ってきた当日に食べることにします。 さて、最近読んだ本の感想です。 安楽椅子探偵 ってご存じですか?安楽椅子探偵(アームチェア・ディテクティブ)っていうのは自分で現場に行ったり、積極的に証拠集めをしないで部屋の中にいたままで、事件を解決しちゃう探偵のことです。 例えば、本人は部屋の中の安楽椅子に座ったま…
【真理は時の娘であり、権威の娘ではない】 哲学者:フランシス・ベーコン【『真理は時の娘』という言葉から始まる「時の娘」】この小説は【歴史ミステリー】の元祖といわれた小説です。そして、作者のジョセフィン・テイは1951年に「時の娘」を発表しましたが、その翌年の1952年、彼女は50歳で亡くなります。なので、もしも彼女が長生きをしたら、この小説の様な【歴史ミステリー】を何作か書いたのかもしれません。 時の娘 作者:ジョセフィン ・テイ,小泉 喜美子 早川書房 Amazon この小説はロンドン警視庁のグラント警部が大怪我をして、入院生活をしている場面から始まります。そして、ある事がきっかけで警部は【…