一つはあまりに緊張感のなさ過ぎる今回の、実際は国の命運を決定付ける選挙への警鐘を鳴らす行為という性善説に基づくものだ。ただ時期がおかしすぎるので、おそらくこちらは無いであろう。そしてもう一つは、こうした非常事態のことが起きることで、感情論に流された同情票が流れて、本来の重要である筈の議題が疎かになり、過去にあった直前の事件により大勝する、という話である。 もし前者であれば、何かに流される計画性を維持しているならば、わざわざ選挙期間中には行わないだろう。そこで考えられるのが、今現在の中央に居座っている方々が、途方もなく冷血な方がであるという可能性だろうか。自らの身内や郎党も、老いたり役割が弱くな…