Hatena Blog Tags

月影の宿れる袖は狭くともとめてぞ見ばや飽かぬ光を

このタグの解説についてこの解説文は、すでに終了したサービス「はてなキーワード」内で有志のユーザーが作成・編集した内容に基づいています。その正確性や網羅性をはてなが保証するものではありません。問題のある記述を発見した場合には、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

【10分で聴く源氏物語 第12帖 須磨4〈すま〉】源氏は、関わった女性の生活が立ちゆくように 細やかな配慮をした。色々やらかす源氏の君だけれど、なんのかんのと気配りと優しいところが憎めない by🐱

🌊【源氏物語283 第12帖 須磨17】しめやかの月の光の中を源氏が歩いてきた。二人は並んで月を眺めながら明け方まで語っていた。 〜西座敷にいる姫君は、 出発の前二日になっては もう源氏の来訪は受けられないものと思って、 気をめいらせていたのであったが、 しめやかな月の光の中を、 源氏がこちらへ歩いて来たのを知って、 静かに膝行《いざ》って出た。 そしてそのまま二人は並んで 月をながめながら語っているうちに明け方近い時になった。 「夜が短いのですね。 ただこんなふうにだけでもいっしょにいられることが もうないかもしれませんね。 私たちがまだこんないやな世の中の渦中に 巻き込まれないでいられたこ…

関連ブログ