王子様という自分のコダワリに固執しレッスンを選り好みするが故に伸びない麻央の話。 ヴィジュアルレッスンで素晴らしい姿勢を披露する麻央。だがそれはカッコイイポーズ限定。 トレーナーからカワイイポーズを求められるも、それを頑なに拒否してしまう。 王子様という男役に対する執着は麻央の長所を殺し視野を狭めてしまっていた。 第二場面ではバイト帰りのことねが寮長である麻央の門限破りを目撃してしまう。 弱みを握るチャンスだとして後をつけるがソッコーでバレ、申請済みであると告げられる。 麻央は道場帰りとのことであり、逆にことねが門限破りをしていることが糾弾されてしまう。 プロデューサーに会う前はこんなにも視野…
姫崎莉波式勉強術。①漫画日本史、②授業を聞いて予習復習、③集中。 日本史の社会経済史分野における古代土地制度の変遷について苦しむ麻央。 班田農民の浮浪化により公地公民制が動揺し土地支配強化が求められるとこってムズイよね。 麻央は長屋王政権や橘諸兄政権における土地政策について苦戦していた。 そんな中、莉波はまず日本史漫画を読めばいいと助言し、様々な作品を挙げようとする。 だが麻央はそんなにたくさんは読めないよと辟易してしまうのであった。 また麻央は成績優秀な莉波に勉強法を聞くのだがオーソドックスな正攻法であった。 そして莉波は集中することの大切さを説きレッスンの時と同じ気持ちで取り組むと助言する…
学生生活が残り1年となった売れ残りJK3コンビりなまおにおけるアイドル観の差異について。 ついに最高学年となったまおりな。卒業まで残り1年という感傷に浸る莉波を麻央が説教。 自分たちは売れ残りであり正念場。この1年が勝負の年になるだろうと発破をかける。 麻央はデビューして舞台において栄光と喝采を受ける事を夢見ているのである。 一方、莉波は麻央と異なりもう少し現実的で地に足着いた考え方をしていた。 麻央が一瞬でもいいから華々しく脚光を浴びたいと願うのに対し莉波は長期戦の構え。 桜を比喩にし、満開の時だけでなく若葉も桜紅葉も冬化粧も美しいと唱えるのだ。 莉波はアイドルとして咲き誇れる時期が過ぎても…
バイト戦士ことねを快く思っていない麻央寮長が寮生活の中で考えを改めていく話。 貧困家庭出身で学費のためにバイトに励むことね。麻央寮長はそれを良く思わない。 麻央は自分が売れ残りであるため未来ある若者はアイ活に力をいれるべきと信じていた。 そのためバイトしてる暇などあったらアイドル活動にその時間を注げと説教していた。 ことねはお小言を軽く流していたため麻央は暖簾に腕押し感を抱くが徐々にことねの本質を知る。 掃除当番をおざなりにしていると思いきやピカピカになるまでしっかりと綺麗にされていた。 また食堂メニューについてカロリー管理を説教するも、逆にことねに論破されてしまう。 こうして麻央はことねを単…
星南と麻央がそれぞれ第三者と接する様子を垣間見てその本質に驚く話。 星南は生徒会長、麻央は寮長であり、お互い責任ある立場として面識があった。 お互い地位と役職に基づくペルソナを被っており固定観念を持っていた。 だが星南は麻央と莉波の様子、麻央は星南とことねの様子を見て認識を改める。 星南は麻央の柔らかい表情に驚き、麻央は星南のアグレッシブな姿に驚くのだ。 お互い普段は目にしない本質的な部分を垣間見ることになり認識を深めていく。 地位と役職に基づく仮面とその下にある本質 麻央と莉波の会話を見て認識を改める星南星南は生徒会長、麻央は寮長であり、お互いその役職としての人間関係が構築されていた。その間…
有村麻央が視野狭窄なコダワリを捨てることによって逆に本来の目的を得た話。 王子様のような男役に憧れる麻央は可愛さを受け容れられずカッコイイにこだわっていた。 だがそれにより仕事を干されJK3になっても売れ残りの余り物になってしまっていたのだ。 そんな麻央の救いとなったのが我らがプロデューサー。本当のカッコ良さとは何かを哲学する。 麻央は第二次性徴により可愛らしくなる自分にコンプレックスを感じていたのだが…… カッコイイとは心の所作。カワイイの中にもカッコイイは宿るのである! 可憐に可愛く振る舞えるようになったからこそ演技に幅が出てカッコ良さにも磨きがかかった。 こうして、ついてに、麻央はカッコ…
売れ残りJK3コンビとして仲が良い精神的に成熟した女性2人の洗濯乾燥機中の会話。 麻央は寮長として莉波は生徒会として人の上に立つ立場であり人格的にも優れていた。 二人はアイドル養成学園に通いながらも中々芽が出ないという点でもシンパシーがあった。 それ故、深い友情で結ばれていたのだが洗濯&乾燥を待つ間に世間話を繰り広げることに。 莉波が用意したお茶を啜りつつ生徒会の話をし、器用な麻央が家庭科の宿題で刺繍を教える。 洗濯&乾燥の時間は無為な時間に感じるけれど、二人ならあっという間とタイトル回収。 莉波と麻央の友情~洗濯乾燥機編~ 莉波と麻央の友情今回のサポカは寮内の一コマ。洗濯しようとランドリール…
売れ残りコンビ。関連産業で現実路線を考える莉波と未だに輝きたいと願う麻央の対比を描く話。 アイドル養成学園において高3になっても鳴かず飛ばずで売れ残ってしまった莉波と麻央。 一度はデビューが自分だけユニットを外され中古になった莉波はサポート業も良いと考えていた。 一方で過去の栄光に縋り未だに王子様役を夢見る麻央は未だに輝きたいと願い続けていた。 生徒会に入りアイドルを支援する喜びを見い出した莉波は麻央を勧誘するのだが……。 麻央は莉波を尊敬しつつも自分には自分のやり方があると莉波の提案を丁重に断る。 Pと出会わなくとも莉波はそれなりに幸せな人生を送ったであろうが、麻央はヤバかったな。 売れ残り…