登山家。1969年横浜生まれ。 1994年東京都立大学フランス文学科とワンダーフォーゲル部卒。 大学時代からオールラウンドに登山をはじめ、96年カラコルム・K2、冬期の黒部横断から黒部別山や剱岳東面の初登攀など、国内外に複数の登山記録がある。 フリークライミング、沢登り、山スキー、アルパインクライミングなど登山全般を高いレベルで実践する一方、近年は毛バリ釣り、魚突き、山菜・キノコなど獲物系の野遊びの割合が増え、05年からは狩猟もはじめる。
いきなりの『冒険』という大層なタイトル‥ 私などが触れて良いものかと、悩みながらも、書いてみる事に。 しかし、内容は『冒険』とは程遠いような‥ 何卒ご容赦ください‥ というのも、本日は野暮用があり、お散歩がてら隣駅へ。 ここ数日、雨が降ったり止んだりの天気だった為、お日様に当たるのは気持ちが良いがなぁと。 予定まで少し時間があった為、本屋さんへ入ってみる事に。 そこで手に取った雑誌、BRUTUS。 BRUTUS (ブルータス) 2025年 7月15日号 No.1034 [冒険者たち。]【電子書籍】[ BRUTUS編集部 ] 本書のタイトルは冒険者たち。 良い歳して立ち読みなどという行為はしたく…
14歳の世渡り術シリーズで「お金に頼らず生きたい君へ」という本を最初に知ったのは、モンベルショップ店にて。 タイトルが面白そうと思ってペラペラと中身を見たのですが、(出来そうにないな)と思い一旦戻しました。 家に帰って2,3日経って「やっぱり気になる」そう思って近くの書店へ足を運びました。 …がどの書店にも売ってなく、再度モンベルへ行って購入。 在庫がないと分かると余計に読みたくなる私… 作者 服部 文祥 お金に頼らず行きたい君への感想 【お金に頼らず生きたい君へ】の一番好きなところ 生きるとは「循環と代謝」 代謝と生活は繋がっている 楽より自力が面白い 作者 服部 文祥 服部 文祥(はっとり…
週に一度の図書館行きとなります。借りている本を一度返却して、また借りる ことになりですが、これにあわせて、あと一冊借りることにしました。 借りようかどうしようかと考えて結局は立ち見で済ませて、後日にまたとなったの は北海道にちなんだものであります。 服部さんのサバイバル旅には、北海道という風土がよくあっているようです。 今回立ち見した本は、50歳を迎えたのを期に、愛犬とともに、北海道を北から 南へと縦断するという旅の記録となります。 昨年だかの冬に登山ガイドの野村さんが冬季間に北海道の背骨を縦走したと 話題になりましたが、服部さんは冬ではありませんが、犬と一緒に狩猟などで 食料を確保しながら旅…
北海道犬旅サバイバル 作者:服部文祥 みすず書房 Amazon これを登攀記・冒険譚と理解しなければ抜群に面白い。かつて、彼の初?の著作「サバイバル登山家」をみすゞ書房から購入したが、面白くないので読むのを止めてしまった。彼のサバイバルって、ポイントが登攀の話じゃないんだよね。 なんか面倒くさい文を書く人だな、という印象。もうフロンティアらしいフロンティアが無くなってきた時期に登場した大学山岳部の末裔(これまた抜群に面白い和田城志の著作に登場する服部を知ってそう勝手に思った)が、拗らせたフロンティアを作った感じ。登山が個人的営み、であるとすれば、それは拗らせではなく、個人的な理念ではあるのだけ…
本日は昨日に購入した服部文祥さんの「サバイバル家族」(中公文庫)を手に しておりました。 サバイバルというのは、服部さんのキーワードでありまして、みすず書房から 刊行されている本のタイトルは「サバイバル登山家」でありました。ヒマラヤな どに行く時は別にして、北海道の山中に入っていくときには、携帯電話はもとよ り、食料もまったく持たないで、山中で食べられるものを見つけて、それで登山 を続けるという過激なスタイルで有名になりました。 半分は山岳雑誌の編集者で、半分は登山家、そして父親でもあるのですね。 その服部さんが、主として自分の家庭生活について書いたのがこの本となります。 かなりのところ、実話…
この街の平地の紅葉は、例年この時期となります。数日前から最低気温は限り なく零度に近くなっていますし、庭のドウダンツツジはすでに色づいていますの で、紅葉の具合をチェックするために、車で見物に行くことになりです。 鮮やかな紅葉となるためには、夏に暑くて、ひえこみがそこそこあって、雨は いらないのでありますが、今年は夏は暑かったものの、なかなか冷え込みがこな くて、しかもここに来て雨が続いたりで、紅葉のための条件はあまりよくないこ とであります。 ちなみに我が家の紅葉は、こんな感じです。 紅葉のドウダンツツジ 市内の紅葉の名所は、初夏には緑のトンネルのようになるのでありますが、 晩秋には、それが…
ガネしゃんです。 ご覧いただきありがとうございます。 14歳の世渡り術シリーズで「お金に頼らず生きたい君へ」という本を最初に知ったのは、モンベルショップ店にて。 タイトルが面白そうと思ってペラペラと中身を見たのですが、(出来そうにないな)と思い一旦戻しました。 家に帰って2,3日経って「やっぱり気になる」そう思って近くの書店へ足を運びました。 …がどの書店にも売ってなく、再度モンベルへ行って購入。 在庫がないと分かると余計に読みたくなる私… 作者 服部 文祥 お金に頼らず行きたい君への感想 【お金に頼らず生きたい君へ】の一番好きなところ 生きるとは「循環と代謝」 代謝と生活は繋がっている 楽よ…
13日(日) 午前中は精米など。 午後は雨になる。風もわりと吹く。 夕方、若松節郎監督『空母いぶき』(2019)を観る。楽しめました。最終的に戦闘が回避されたあのシーンというか、脚本は「それはないんじゃないの?」と言いたくなりましたが。私は映画として楽しめました。でもこういう映画は右っぽい人からも左っぽい人からも批判されるだろうな。若松節郎は『Fukushima 50』(2020)の監督さんでもあるんですね。ああ、同じ匂いはしています。『ホワイトアウト』(2000)、『沈まぬ太陽』(2009)の監督さんでもあったのか。なるほど。この二作もおもしろかったですね。 漫画が原作だそうで、映画にはいろ…
「生きるとは殺して食うことー 命には生と死が同居するという逃れようのない現実がある。眼の前で倒れた獲物は、殺生への戸惑いも、命への感謝も受け付けず、「殺した側にもいつか死ぬ番がくるのだ」という覚悟をただ静かに突きつけてくる。」 サバイバル登山で有名な登山家であり作家の服部文祥さんが2017年に出版した小説「息子と狩猟に」を読みました。 本書はタイトルとなっている中篇「息子と狩猟に」ともう一篇、こちらも中篇の「K2」という2つのストーリーが収録されています。 (注釈・K2とはエベレストに次ぐ世界第2位の標高を持つ山の名前です。あまり聞き馴染みはありませんがエベレストの死亡率が1%なのに対し、K2…
写真作品が少ない国際芸術祭「あいち2022」STILL ALIVEだが、参加アーティストの中で唯一と言ってよい名の知れた写真家・石川竜一と、『いのちのうちがわ』でタッグを組んだサバイバル登山家・服部文祥との再タッグ(+キュレーターは島袋道浩)が見られるということで、期待していた。 展示内容は予想外のものだった。 【会期】R4.7/30~10/10