3/23日曜日。前から気になっていた「市谷の杜 本と活字館」に、奥様と共に行ってみることにした。本と活字館は、大日本印刷株式会社が運営する博物館で、昔の活版印刷の機械などが展示されている。 活版印刷と聞いて私が一番に思い出したのは宮沢賢治「銀河鉄道の夜」、をアニメ化した映画である(原作は未読・・・)。観たのは幼き小学生のころ。映画自体は退屈で最後まで見ていられなかった。しかし、主人公のジョバンニ(なぜか青ネコ)が、印刷所で働き、棚から活字が記された金属の棒を集めるシーンは妙に印象に残っていたのである。そのことを奥様に話したところ、同年代の奥様もまたそのシーンは印象に残っていたようだ。子供の頃に…