米国株の人気は続いている。新NISAが始まってその人気にも拍車がかかった。8月上旬に大暴落があったが、その後は回復しているところを見て改めてその強さを実感している人も多いのだろう。 だがその一方で気になることもある。あの投資の賢人、ウォーレン・バフェットの動向だ。 バフェット率いるバークシャーは、今年に入ってアップル株を大量に売却している。また、バンク・オブ・アメリカ株など金融株も減らした。そして手許資金を急増させている。 これの意味することは何か。 米国株が割高になっているという判断なのだろう。そのためこれから投資してもうまみは少なく、逆に割高になっているものを売って資金に変えて株価下落時を…