教育現場に居合わせる人間だからこそ出来る仕事をしなければ、指導者の立ち位置は将来的にタブレットに場所を明け渡すことになるでしょう。 書かれた答えを見ることは誰にだって出来ますが、その答えが刻まれるまでの「間」に立ち会えることこそが、指導者としての特権なのではないでしょうか。 答えを書く手がどれほど迷いのない速度で動いているか。間違いを訂正する際に、きちんと間違った箇所だけ修正しているか。へんな計算のクセが付いていないか。指を封じられたせいで、心の中で数えたりしていないか・・・。 このように子供達の手もとからは、実に多くの情報を読み取ることが出来るのです。この情報をもとに、引っかかっているところ…