*1974年の大河ドラマで勝海舟を演じた渡哲也。途中病気降板で松方弘樹に変更しましたが、容貌は勝海舟を彷彿とされます。 【あらすじ】 長州征伐の戦況は思わしくなく、勝海舟は一橋慶喜に頼まれて長州との停戦をまとめたが、のちに幕府は面子を考えて勅命を仰ぐ形での停戦とし、勝は梯子を外された形になった。勝は討幕派に近いことから幕閣内で孤立し、子の小鹿は留学生の選から漏れてしまう。また次男四郎は元々病弱で、江戸に戻る前に亡くなっていた。勝は日本に見切りをつけ、小鹿を私費でアメリカに留学させることにする。 幕府では小栗上野介がフランスに接近するが、小栗は徳川家一筋で日本の将来まで見えていない。一方で英国は…