1658〜1714 (万治元年〜正徳4年)
五代将軍徳川綱吉の側近。綱吉の寵愛を受け、老中首座まで出世し元禄時代の最も江戸幕府が経済的に栄えた頃の政治を担った。
忠臣蔵や水戸黄門では幕府にあって暗躍する悪役として描かれることが多いが、若き日の大岡忠相と接触し、その後の活動に影響を与えるなども行っている。
TBSナショナル劇場の『水戸黄門』シリーズで光圀が柳沢吉保(山形勲)と対峙する回は何度もあったが、私が一番心に残るのは第2部第33話「お犬さま罷り通る」(1971)である。 シリーズの事件を解決して、水戸老公一行が久しぶりに江戸の地に舞い戻るが、民は「生類憐みの令」に苦しんでいた。そこで魚屋兄妹と知り合うが、兄が成り行きで野良犬を殺し、あわや死罪となりかける。また、それを助けようとした助さん(杉良太郎)もピンチに陥る。*1光圀(東野英治郎)はその死んだ犬を毛皮にし、将軍綱吉(清川新吾)に贈る。*2柳沢吉保も綱吉の生母桂昌院もこれはしめたと思い、水戸老公乱心として綱吉の後継ぎ問題などで煙たい光圀…
はじめに 『猫将軍ツナヨシ』紹介 関連記事 はじめに 最近五代将軍徳川綱吉公が見直されてる、ということで、綱吉公アゲのマンガを紹介していくシリーズ第二弾です。 第一弾↓ kabuchuhistory.hatenadiary.jp 『猫将軍ツナヨシ』紹介 時は令和。 寄る辺ない仔猫として転生した五代将軍綱吉は、前世での側用人、柳沢吉保の生まれ変わり、学芸員の青年柳沢ヨシヤスに無事拾われる。自転車に轢かれたせいで尾が割れ、猫又となった彼は、「猫将軍・ツナヨシ」として、今世もわが道を行くのであった。 ……こう書くと、わかりづらいですが、現代日本に猫として転生した綱吉公が、柳沢吉保の生まれ変わりと一緒…
本書は、本年5月に発行されたものですが、書店で見て関心を惹いたので購入しました。 表紙 (本書の概要) (大まかな目次) はじめにー「将軍側近」とは何か 第1章 徳川幕府創世記の将軍とその側近ー初代家康から4代家綱まで 第2章 外から来た将軍とその側近ー5代綱吉から8代吉宗まで 第3章 「将軍側近」と老中を兼ねる人々ー9代家重から11代家斉まで おわりにー幕末の「将軍側近」 (感想など) テレビや映画の時代劇を観ていると、権力争いや不正蓄財などの物語で、柳沢吉保や田沼意次といった名前が出てきます。本書は、将軍や藩主ではなく、それら将軍の側近についてスポットをあてたもので、視点が新鮮です。 側近…
昨年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の北条義時は後半、どんどんダークサイトに落ちた主人公になりました。 友人は「今までの大河ドラマの主人公で悪人っていなかったよね。」と言っていましたが、私の記憶の中で、『元禄太平記』の柳沢吉保(石坂浩二氏演)と『草燃える』の前半主人公源頼朝(これまた石坂浩二氏演)はかなり憎まれ役ではなかったかと思い起こされます。 『花の生涯』の井伊直弼はどうだったのかな。私は観ていないからわかりません。2月4日㈯に放送されたNHK「大河ドラマが生まれた日」で井伊直弼を主人公にした『花の生涯』の制作秘話が描かれていました。3月12日㈰NHKBSプレミアムで89分特別版が放送されまし…
<無銘:郷義弘(名物:村雲江)> ・室町時代 ・郷義弘 作 ・重美認定日 1934.12.20 ・重文指定日 1952.03.29 ・現在 個人蔵(大阪) 越中の郷義弘作と極めの刀で、 本阿弥光徳にが江州から取り出し太閤であった豊臣秀吉の目に入れたところ 波紋の沸が「村雲のようだ」と言ったことからこの名がついた。 「享保名物帳」の原本には載っておらず、 後世に追加の部として記載されたものとみられている。 豊臣秀吉の所有からいつの頃からか、加賀前田家に伝来しており 1702.04.02に加賀前田4代目・綱紀が会津新藤五と長光の太刀とともに 5代目将軍・綱吉に献上された。(江戸幕府の公式史書「徳川…
秋の日は釣瓶落とし、気忙しさと共に深まりゆく秋を実感する今日この頃です。乾いた空気、ビルの谷間を吹き抜ける北風、見上げる空は青く高い、そんな東都の秋もいよいよ本格的な紅葉シーズンを迎えました。今回から東京都内の名庭園を歩く撮る、写真散歩シリーズをお届けします。 六義園(東京都文京区本駒込) その第一回は国指定特別名勝、六義園。 ここは東京23区のなかで随一といってもいいほどの紅葉の名所です。 国指定特別名勝、六義園の歴史 歴史を遡ると江戸幕府五代将軍徳川綱吉の側用人・柳沢吉保が駒込の地にあった加賀藩の旧下屋敷跡地を徳川綱吉から与えられます。 柳沢吉保による作庭 その土地に和歌に造詣が深く、日本…