落語家。落語芸術協会会長。本名:椎名嚴(しいな いわお) 1936年(昭和11年)8月14日、生まれ。神奈川県出身。 古今亭今輔、桂米丸に師事。笑点の緑の人として挨拶「一度でいいから見てみたい、女房(にょうぼ)がヘソクリかくすとこ」でよく物真似される。女房は冨士子さん。 2006年(平成18年)5月、笑点の5代目司会者に就任。 2014年(平成26年)、慢性閉塞性肺疾患と肋骨骨折による入院を公表。 2018年(平成30年)7月2日、死去。
a.r10.to Amazonはこちらから https://amzn.to/410fhq8 【PR】 (2018年7月初版発行) 東京理科大の大学生が、 在学中に桂歌丸に弟子入り。 前座から二ッ目、真打昇進するまでの間の 師匠歌丸との師弟関係についてが、 著者視点で書かれている。 歌丸は病気がちで十度以上も入院していたが、 落語への想いの強さで困難をその都度乗り越えている。 歌丸はとにかく落語の追求を怠らない求道者で、 多くは語らずとも真摯に技術の向上に取り組む師匠に、 著者本人も大きく影響を受けている。 この本を読んで気になって歌丸のウィキペディアを見たら、 凄いボリュームだった。 たまらな…
この時期の個人的な恒例行事として、落語を聞きにいくというのがある。 国立演芸場の8月中席。 桂歌丸師匠が長年トリを取っていた興行だ。 はじめて行ったのはどういうきっかけだったのかもう覚えていないけれど、 ちょうど歌丸師匠の誕生日の8月14日だった。 出演者さんが舞台にケーキを運んできて、客席も一緒に「ハッピーバースデー」を歌って、みんなでお祝いをしたその空気があたたかくて、 それ以来なるべく毎年8月14日に行くようにしていた。 あの細い体で、晩年には酸素チューブをつけて高座にあがる姿が、見ていて心配でもあったけれど、 噺が終わる頃にはいつも、ただ、すごいなという思いにさせられていた。 歌丸師匠…
桂歌丸師匠の歌丸 極上人生を読んだ。本書は2006年に刊行された「極上 歌丸ばなし」を2015年に文庫化する際に加筆・訂正して出版されたもの。歌丸師匠の生い立ちとか、落語家としての修業時代・笑点の話、趣味の話が書かれている。文章を読むと話し言葉になっているので、歌丸師匠から聞いたのをテープから起こして本にしたのではないかと想像している。 作家の都筑道夫氏の実兄が落語家の鶯春亭梅橋 だったのは知っていたが、古今亭今輔一門だというのは、本書で初めて知った。実際には、志ん生師匠に弟子入りしていたけれど、志ん生師匠が満州に慰問に行ったきり帰ってこないので、今輔師匠の所に移ったようだ。 それと、歌丸師匠…
末広亭七月上席の昼は桂歌丸七回忌追悼公演。 推しの兼好師匠も出る日があって1階席をぴあで前売すると聞いて行ってきました。 7月上席 昼の部 九日目桂歌丸七回忌追悼公演 番組: 開口一番 まんじゅうこわい 南海真田小僧 春風亭昇市のめる 柳亭小痴楽太神楽曲芸 丸一 小助・小時粗忽長屋 三遊亭兼好転失気 春風亭柏枝曲独楽 やなぎ南玉後生鰻 三遊亭圓丸無学者?やかん? 春風亭柳橋ボーイズ 東京ボーイズ壺算 桂歌若やさしい言葉 三遊亭好楽-お仲入り-七回忌 追悼座談 好楽 歌春 歌若 歌蔵動物ものまね 江戸家まねき猫看板の一 桂歌春ん廻し 桂小南俗曲 桂小すみ中村仲蔵 桂歌蔵 寄席はふらっと行くのが粋…