街歩きが好きだ。街を歩き、見知らぬ細い道をドンドン進み、横丁に入り込み非日常的体験がしたい。日本の都市の駅周辺が変わり映えしないこととは対照的に街中の横丁はそれぞれ雰囲気が違う。本書の著者は社会デザイン研究者にして街歩きの達人。ただノスタルジーに浸るだけではない、横丁の魅力を語り、持続的な発展を願う。 SNS全盛の今、多くの若い人、外国人が訪ねるようになり駅前横丁が再び活性化し、スナックブームが巻き起こっているという。雑誌の特集やテレビでも取り上げられているのを何度か見た。私の好きな「吉田類の酒場放浪記(BS-TBS)」も人気のようだ。 渋谷、新宿、三軒茶屋、立石、横浜の野毛などの古い横丁や路…