国立台湾博物館本館は、日本統治時代の1915年に建てられた台湾総督府博物館で、リノベーションを経て1999年にオープンした。当初は「台湾総督府博物館」として設立されたが、戦後の1949年に「台湾省立博物館」に改名され、さらに1999年に現在の名称になった。 1998年には国定古跡に登録されている。 建物は、新古典主義建築スタイルで、列柱で構成される荘厳な外観やシンメトリーな構成、美しいステンドグラスが特徴的である。 この博物館本館には、台湾の自然史や考古学、先住民族の文化の展示がある。また、国立台湾博物館全体では、この本館のほかに、古生物館、南門館、鉄道部園区といった分館が台北にある。(訪問年…