気象神社

(一般)
きしょうじんじゃ

JR高円寺駅南口の左手にある氷川神社の境内に祀られている、日本で唯一の気象の神社。
祭神は八意思兼命。1944年4月10日に造営。
八意思兼命(思兼命)は、天孫降臨の際に瓊瓊杵尊に随伴した神の一人。天の岩屋戸から天照大神を引き出すために、神楽舞の方策を講じた。多くの人々の思慮を一人で兼ね備えた知恵の神様。
八意思兼命のカネは大工道具の曲尺のカネに通じるとして、大工が建前の時に行う手斧初めの儀式の主神にもなっている。八意思兼命を祭神とする思金神社、秩父神社、静神社、阿智神社はいずれも建築関係の神として祀っており、天気の神様としているのは気象神社だけ。
氷川神社の山本雅道宮司によると、「水や神や山の神は数多くいるが、晴・曇・雨・風・雷・霜・雪・霧など8つの気象現象の制御を祈願する神は、日本ではここだけだろう。八意思兼命をお天気の祭神としたのは、天照大神が天の岩屋戸に隠れられて、世の中が暗闇になったとき、岩戸を開ける方法を考えられたので、暗闇を明るくする力を持った神とされたからだ」との事。
気象神社のある氷川神社の祭神は、天照大神の弟の素戔鳴尊。天の岩屋戸の変の原因となった神。この天の岩屋戸を巡る縁で、八意思兼命の気象神社が、素戔鳴尊の氷川神社に遷座したのだという。

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