水地比

水地比 五爻 象伝 今回は特別企画「周易 象伝」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「周易 象伝」になります。 今回は「水地比 五爻 象伝」です。 水地比 五爻 象伝 五爻は「顯比 王用三驅失前禽 邑人不誡 吉」ひをあきらかにす おうもってさんくしてぜんきんをうしなう ゆうじんいましめず きち。です。 象伝では「象曰 顯比之吉 位正中也 舍逆取順 失前禽也 邑人不誡 上使中也」しょういわく ひのあきらかにするのきちなるは くらいせいちゅうなればなり ぎゃくをすてじゅんをとる ぜんきんをしっするなり ゆうじんいましめず かみのつかうことちゅうなり。です。 要するに、狩りをする時に獲…

水地比 四爻 象伝 今回は特別企画「周易 象伝」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「周易 象伝」になります。 今回は「水地比 四爻 象伝」です。 水地比 四爻 象伝 四爻は「外比之 貞吉」そとこれにひす ただしきによろし。です。 象伝では「象曰 外比於賢 以從上也」しょういわく そとけんにひするは かみにしたがうをもってなり。 「四爻」は「尊位」である「五爻」に比し、下の「三爻」とは比していません、そして「初爻」にも応じません。 「四爻」は「陰位」に「陰」で謙虚に努力することが推奨されるのですが、より高い位置にある「五爻」に比していることを良いと言っているわけです。 「水地比」…

水地比 三爻 象伝 今回は特別企画「周易 象伝」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「周易 象伝」になります。 今回は「水地比 三爻 象伝」です。 水地比 三爻 象伝 三爻は「比之人匪」これにひせんとすれどひとにあらず。です。 象伝では「象曰 比之匪人 不亦傷乎」しょういわく これにひせんとすれどひとにあらず またいたましからずや。 ひとにあらず、って言い過ぎじゃない？ 「人匪（ひとにあらず）」は、人じゃない、と言う意味もありますが、親しくない、親しくする意味が無い、程度の意味もあります。 要するに「三爻」は「二爻」「四爻」と「陰と陰」で比せず、「上爻」とも「陰と陰」で応ぜず、で…

水地比 二爻 象伝 今回は特別企画「周易 象伝」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「周易 象伝」になります。 今回は「水地比 二爻 象伝」です。 水地比 二爻 象伝 二爻は「比之自内 貞吉」これをひするにうちよりす ていきち。です。 象伝では「象曰 比之自內 不自失也」しょういわく これにひすることうちよりすとは みずからうしなわざるなり。 どういうこと？ 「二爻」は「五爻」には応じていますが、周囲と比していません。しかし、一大事で駆け付けるべき時ですから、「自らを失わず、自らの意思」で五爻（尊位：主）をめざさなければいけません。 なるほど、自分から行かないといけないからこそ、…

水地比 象伝 今回は特別企画「周易 象伝」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「周易 象伝」になります。 今回は「水地比 象伝」です。 水地比 象伝 卦辞は「比 吉 原筮元永貞无咎 不寧方来 後夫凶」ひはきちなり たずねうらないてげんえいていなればとがなし やすらかざるものもまさにきたらん こうふはきょう。 象伝は「象曰 地上有水 比 先王以建萬國 親諸侯」しょういわく ちじょうにみずあるはひなり せんおうもってばんこくをたて しょこうをしたしむ。 上に「坎（水）」があり、下に「坤（地）」があり、密接にくっついている、それを「比」と言っています。とっても親しいイメージですね。 だ…

おはようございます。いかがお過ごしでしょうか。 本日も晴れ・猛暑日。本日も暑いのかな？ そんな一日ですが、今日もワンオラクルチャレンジ、しました。 ワンオラクルチャレンジとは？ 「ワンオラクル」というタロットカードの占い方で、 毎日の運勢を占っているので 「ワンオラクルチャレンジ」と名付けました！ イーチンタロットカード（易占カード）「龍の花文字I-ChingTarot」で毎朝占ってます。 下の写真が本日実際に占ったカードです。 本日は水地比（すいちひ）上爻でした。 類は友を呼ぶ ―― 自然に引き寄せ合うつながり ▷ 本卦：水地比（すいちひ） 水が上に、地が下にあるかたち。 「比（ひ）」は“親…

水地比 今回は特別企画「易経 六十四卦卦辞」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「易経 六十四卦卦辞」になります。 今回は「水地比（すいちひ）」です。 水地比 卦辞は「比 吉 原筮元永貞无咎 不寧方来 後夫凶」ひはきちなり たずねうらないてげんえいていなればとがなし やすらかざるものもまさにきたらん こうふはきょう。 「比」という字は「親しくする」「サポートする」というような意味で仲良くするイメージです、そうすれば「吉」ではあるが、親しくする時に遅れてきたものは良い扱いを受けないでしょう、ということです。 仲良くする時には、遅すぎると疑いをかけられるイメージかな。 そういうことで…