以前に行った横浜の都市デザインスポットを歩き回る一人旅の中でひときわ気に入ったのは、歩行者プロムナードの「汽車道」でした。汽車道は桜木町駅前からみなとみらい21新港地区につながる鉄道遺産を保存し歩道に転用した歩行者プロムナードです。 私が汽車道を気に入った理由は、鉄道遺産の保存と活用へのこだわりを感じ、水辺の景観を楽しむことができ、人の往来で活気があるからです。 夕暮れの汽車道 もとの鉄道路線は明治時代に敷設され、1990年代にはその役割を終えたそうです。その後、みなとみらい21新港地区再整備の中、老朽化した線路と護岸、海外製のトラス橋を撤去せず保存、活用したことで今の汽車道があります。さらに…