夕方、伯父が古いフライパンを持ってきた。片付けをしていたら見つけた、実はとても良いものなのだという。 正直なところ、我が家では不要である。大昔の鉄のフライパン(実はとても良いフライパン)も悪くないけれど、そのへんで買ってきたテフロン加工のアルミフライパンで十分に使いやすいので。 しかし伯父がわざわざ持ってきてくれたものを突き返すわけにはいかない。最近こういう「理由がよくわからない贈り物」が増えた伯父。しかし、悪気はあるわけではないのだ。 六月のぶりぶりぎっちょう 作者:万城目 学 文藝春秋 Amazon ウィンズテイル・テイルズ 時不知の魔女と刻印の子 (集英社文庫) 作者:門田 充宏 集英社…