定食屋は米が命なんだけど、私が下関でお店をやっていた時は、農家と直接契約していたので仕入れの心配が全くなく、とびきりの美味しいご飯をおかわり自由で提供していました。 7年前当時、価格相場は1俵30キロが8,000円。これは、JAに洗脳されているためどこの農家も一律で、抜け駆けを許さないと思い込んでいるのが田舎の常識というものでした。本当は、品質に個体差があって、上流の田んぼ(水がキレいで涼しい)で獲れた米ほど美味い。だから、値段に差をつけても良いと思うんだけど、そういうことをすると途端に陰口が立つのが集落の閉鎖性で、米の価格が一定に維持されていたのです。 前にも書きましたが、「自分が損をしてい…