コーネル大学の研究者が主導するマウスを使った研究によると、新しく発見された低分子を人の鼻に噴霧することで、新型コロナに感染する前に予防でき、感染後すぐに投与すれば早期治療が可能になることがわかりました。 『Nature』誌に掲載されたこの研究では、細胞表面にコロナウイルスのヒト受容体を持たせた実験用マウスを用い、N-0385という分子が体内の細胞へのウイルスの侵入を阻害することを発見しました。 コーネル大学では、N-0385が感染前のマウスを感染から守ると同時に、感染後12時間までの投与で効果的な治療を提供することが示されました。 この分子は、カナダのケベック州にあるシェルブルック大学の研究者…