ベトナムを震撼させた巨額詐欺事件 2024年4月11日、ベトナムで史上最大規模の金融詐欺事件の判決が下されました。中心人物であるチュオン・ミー・ラン(Trương Mỹ Lan、1956年生まれ、現在69歳)が、サイゴン商業銀行(SCB)から約125億ドル(約1.9兆円)を横領し、総損害額は約270億ドル(約4.1兆円)に上るとされ、当初は死刑判決を受けました。この額はベトナムの2022年GDP(約4,060億ドル)の約6〜7%に相当する未曾有の規模で、国内外で衝撃を与えました。2025年6月25日、ベトナム国会は刑法改正を可決し、横領・収賄などの8つの経済犯罪・国家安全犯罪に対する死刑を廃止…