急激な社会の変化に伴い、家庭や地域の教育力が低下したことで、いじめや暴力行為が増加するなど、子どもの心を豊かに育むことが重要となっている。各教職員は、「特別の教科 道徳」への取り組みを学級経営の根幹に位置付け、計画的な指導を進めることが期待されている。(高校の場合、「総合的な探究の時間」で代用するのが良い。)学級での活動と関連させ、計画的に指導することで、子どもの心は豊かに育つとみなされている。 まず、学校の年間指導計画をもとに、学級の子どもの実態に合わせて道徳指導計画を作成することが考えられる。そして、「私たちの道徳」の活用を図り、学校生活の問題を話し合わせ、自らの行動を見つめ直す教育を積み…