近年では、特許出願に対する予算を大きくとってくれる起業家さんが多いなか、 私の特許明細書に対する起案の質も考え方も大きく変わりました。 独立開業時は、大企業と取引して、画一料金1件12万円の条件でペラペラの薄い特許明細書を作成していましたが、それも防衛的な出願がメインだったので、悪手ではなかったと思います。 現在では、100頁overの特許明細書を起案していて、特許請求の範囲も80項にのぼります。 起業家さんとの協議で、特許出願の予算を割くから、質の高い=内容が充実した特許明細書を起案していこうという戦略から始まりました。 通常の特許出願のように独立claimが1項で複数の従属claimで充実…