【受刑者と文鳥】 これは、ある宗教家の述懐である。・・・・・・・随分むかしの話ですが、僕の祖母は教誨師をしておりました。刑務所に入った人の心のケアをする仕事です。ある時、祖母が30代で死刑確定となった受刑者の担当となりました。どんなことでも理解が出来る頭のいい受刑者だったそうですが、お父さんとお母さんのお陰という話になると、途端に・・「死んでも恨んでやる❗️」「ああいう親に育てられたせいで自分はこういう人間になったんだ❗️」と、そう言い切ったそうであります。ところがある時、祖母が面会に行きましたら、祖母の顔を見るなり、その受刑者が「わーーっ❗️」と嗚咽したそうであります。そして当時、祖母のこと…