日記 ぼくは今タクシー業を営んでいる 世間的にタクシー業は流れ流れて 最後に始める仕事と思われている かくいうぼくのそういう印象があり 一生に一度やってみたい職業だった がなかなか一歩前に踏み出せずいた 先人がタクシーに対するネガティブ なイメージを作ってしまったことは 業界に飛び込んで一層強く感じる 幸いなことに業界が悪しきイメージ を払拭するために努力し少しずつ 最果ての職業感は薄れつつある ぼくがタクシー業に飛び込んだのは 日本の職場に皆表面は波風立てず そのくせ裏で文句を言っている空気 が気持ち悪く居心地が悪かったから 殆ど同僚と顔を合わすことなく 仕事を殆ど一人で進める今の 仕事はぼ…