猿若祭二月大歌舞伎『きらら浮世伝』を観ました。 2月に舞台で一度観たものの感想を書いている途中で放置、4月に配信で観て感じたことを適宜追記した感想です。 37年前に中村勘三郎(当時は勘九郎)さん主演で上演された際の戯曲を事前に読んでいたので、それとの比較も少しだけ挟みます。 playtextdigitalarchive.com 主人公の蔦屋重三郎を演じるのは中村勘九郎さん。 勘九郎さんの江戸っ子の演技は本領発揮!という感じでとても好き。 早口の長台詞でもなぜかちゃんと聞き取れるのは、勘九郎さんの上手さなんだろうな。 恋川春町を演じるのは中村芝翫さん。 初演版の戯曲を読んで春町はかなり重要な人物…