帰省している間、父と語らいながら、何度か胸に熱いものがこみ上げて来ては涙しそうになったけれど、父から「もう死にたいと思ったことがあった」と告げられた時さえ、わたしは泣きませんでした。恐らくこの時のわたしは、娘の顔ではなく、傾聴者の顔になっていたのではないかと後から思いました。 hanahiroinoniwa.hatenablog.com でも、ただ一度、父から枕もとに立てかけられた”リハビリ計画書”を渡され、そこに書かれてあった「目標リスト」なるページを見せられた時、憚らず泣いてしまったのでした。 目標リスト 1,1階を歩行器で歩けるようになる・・・達成〇 2,階段を1段昇る・・・達成〇 3,…