生命保険協会は2026年7月17日、令和9年度税制改正に向けた要望を公表した。注目点の一つが、23歳未満の扶養親族がいる人について、一般生命保険料控除の上限を4万円から6万円に引き上げる特例の恒久化だ。 ここで混同しやすいのは、「協会が要望した内容」と「すでに決まっている制度」である。6万円への引上げは、2026年分と2027年分の所得税については実施が決まっている。一方、2028年分以降も続くかは、今後の税制改正で決まる。 また、控除が2万円増えても、税金が2万円戻るわけではない。この記事では、対象者、計算式、実際の税負担差、年末調整で確認したい点を整理する。 この記事の要点 23歳未満の扶…