序章三2では、「生きているということの自覚のないまま、みんな他人任せで、自分の健康管理まで人のせいだと思い込むような人がたくさんになったのでは、いくら医者を増やしたって足りるわけがない。」引用されている野口晴哉の言葉が引用されていました。 私は新型コロナウイルスの問題が起きてから、「医療崩壊」などについての記事を目にするとこの言葉が思い浮かぶようになりました。このコロナ禍で、セルフケアの重要性やストレスと免疫系のことなどが以前より注目されるようになったのは数少ない良いことであったと思います。 そして、感染症は完全制圧できないこと、感染症に怯えるだけでは人間の生活も社会も行き詰っていくことも認識…