今回『男色義理物語』の記事を書くにあたって、以下の『藻屑物語』の写本を参照しました。『男色義理物語』は写本で伝わっていた『藻屑物語』を出版したものです。 【『藻屑物語』の主な写本】1『藻屑物語』(国文学研究資料館 鵜飼文庫)※末尾に「承応二(1653)年巳正月日 一鉄作」とある。国書データベース:国文学研究資料館 2a『藻屑物語』(中之島図書館 石崎文庫)国書データベース:国文学研究資料館 2b『藻屑物語』(筑波大学附属図書館 東京教育大旧蔵)※柳亭種彦が写したものを、弟子の四方梅彦が明治以降に写した本だと思われる。国書データベース:国文学研究資料館 3a『雨夜物語』(国立国会図書館)※『広三…