痴話喧嘩

『孤島パズル』有栖川有栖（創元推理文庫） 『The Island Puzzle』1989年。 学生アリスシリーズの２作目です。今回の推理研メンバーは江神とアリスとマリアだけ。織田と望月はお留守番です。 三人が嘉敷島に渡った理由は、マリアの祖父が遺した宝物（ダイヤモンド）の在処を巡る宝の地図と宝探し。血生臭い殺人事件とは遠く離れた少年探偵団的なわくわくに満ちています。 しかしそこは有栖川氏のこと、宝探しはさほどフィーチャーされません。巻頭に島の地図こそあるものの、島に点在する木製のモアイ像を記した宝の地図すら明示されません。ヒントとなる図形が発見された時点で図が明示されることを考えれば、探偵と読…

「若い人」 石坂洋次郎原作らしいゆるゆるの青春映画という感じの作品で、これという見どころも見応えもなく、石原裕次郎、吉永小百合、浅丘ルリ子のスター映画という一本だった。監督は西河克己。 港町の女子校、若き間崎先生が教室でテストを配る場面から映画は幕を開ける。独身で颯爽とした間崎先生は女生徒の憧れでもあった。遅刻して江波恵子が登校してくる。江波は密かに間崎先生が好きだった。同僚の橋本先生も間崎のことが好きだったが表立って態度には見せないクールさがあった。 江波の母は、いわゆる娼婦の如き職業で江波を育て上げた女性で、男にだらしのない性格だった。江波は間崎の気を引こうと事あるごとに間崎に近づいてくる…

強姦ストーカー被害に遭った時のお話です 加害者は現在も映像業界にいて、ドキュメンタリー映画祭を主催したり、大学で教授をしている権力者です 初めてその男（仮にＫとします）に会ったのは、2011年映画『イチジクコバチ』（サトウトシキ監督）の試写会でしたＫは映画評論家との事で、実際に論評がネットにアップされました 今はなき渋谷アップリンクに『田中さんはラジオ体操をしない』を観に行ったら、 Ｋ監督作との併映でしたが、Ｋとは会話せずに帰りましたその後、Ｋからの誘いで、コナンくんの映画を観に行きましたその後、Ｋからの誘いで、横浜の美術館に行きました夕飯に中華を食べたのですが、中華街の寺院の門前で壁ドンされ…

スティーブン・ユニバース初見人間が50話まで観て、 いてもたってもいられなくなって書き始めた感想です🍔 ⚠︎50話まで観てるけど、書いてる話数より先のネタバレはしないので、 観てる回に合わせて読んで大丈夫です！ 1話：お腹の宝石 2話：レーザー砲 3話：チーズバーガーリュック 4話：朝ごはんは一緒に 5話：フライボー 6話：ネコの指 7話：泡の中でふたりきり 8話：本気のスティーブン 9話：リッチマン・タイガー 10話：親友はライオン 1話：お腹の宝石 クッキーキャット可愛すぎる。これグッズ化してるかな？ ランスの耳かわいいね。拡張してるピアスってことなのかなお洒落 初登場のみんなカッコ良すぎ…

ほんなら、今回の「ダンダダン」第9話、「合体！セルポドーバーデーモンネッシー！」について、陽気な京都弁で感想をば語らせてもらいますわ～！ほんまにこの回、最初から最後まで息つく暇もないくらい笑いと迫力の連続やった！ 爆笑と衝撃のスタート！ 冒頭からドタバタの混戦が繰り広げられてんけど、いきなり「◯◯男子高校生」が登場するのは誰も想像せえへんやろ！いやいや、服の一枚くらい残しといたってええやんか！でもオカルンの変身シーンのかっこよさには脱帽。◯◯やのに男前ってどういうことやねん！（笑） シャコ星人とセルポ星人、ネッシーの合体で敵が巨大キメラ化するんやけど、これがまた迫力満点で作画も素晴らしい。もう…

文章を書き始めた23時半、帰りの宇都宮線では隣でカップルが痴話喧嘩をしている。カップルというかオッサンとおばさん。夫婦関係ではなさそうだけど、内容的に多分かなりくだらない。「だってあんたが〜」「俺が地元の連中と飲みいっただけなのによぉ〜」うるせぇ。 エルレを大音量で聴いてもその喧騒は何故か伝わって来るので、気晴らしに高校の時の話をしようと思う（無理矢理） 高校の話の前に、俺がとある人に影響されて心がけるようになったことがある。人生において、人に影響されて心がけるようになったのは多分これが初めてかもしれない。 単刀直入に言うと「肯定する」ってこと。 誰かに何かを相談された、迷ってる友達がいる、ほ…

週刊少年チャンピオン 週刊ヤングジャンプ 週刊モーニング チャンピオン 御前試合的なのをやるのか。最初に絡んだ相手が猿飛とは、いきなりビッグネームだな。＞乱破～ヤンキー忍風帖～@橋本エイジ。 恋するゲーム研部員。肩書もあるし、能力も根性もあるし、優良案件。＞魔入りました！入間くん@西修。 最終コーナーはイン有利、は判ってたけど敢えてなのか。決着近し。＞弱虫ペダル@渡辺航。 殺し屋としての覚悟を測るにしてもさあ。自殺と他殺の差ぐらい見分けられちゃいそうだが。＞ダヴルの王冠@轟昌。 各所で混乱、からの雷鬼出撃。超高速高火力タイプっぽいが。＞桃源暗鬼@漆原侑来。 自分は悪くない、という落としどころを…

一条真也です。東京に来ています。２７日の夜、アメリカ映画「ふたりで終わらせる／IT ENDS WITH US」をＴＯＨＯシネマズ日比谷で鑑賞。全米で大ベストセラーになった小説の映画化ですが、グリーフケアが描かれていることに加えて、ミステリー要素もあって面白かったです。最後に「ふたりで終わらせる」の意味が明らかになったときは納得しました。 ヤフーの「解説」には、「アメリカの作家コリーン・フーヴァーが実体験を基につづった小説を映画化。魅力的な男性と恋に落ちるも、思いも寄らぬ事態に直面した女性の葛藤と再生を描く。『ロスト・バケーション』などのブレイク・ライヴリーが主演のみならずプロデューサーも兼任し…

2024年11月1日に公開された『ヴェノム：ザ・ラストダンス』の感想です。 中々行くタイミングがなくて公開されてから２週間ぐらいたって映画館で鑑賞してきました。 今回初めてユナイテッドシネマの４ＤＸで観たんですがちょっとしたアトラクションレベルでとんでもなく揺れました。本当にスターツアーズぐらい揺れるので、揺れている時は飲食もできないし隣の空席にカバンでも置いておいたらどこかにすっ飛んでいきます（なので手荷物は専用のロッカーに預ける必要があります）。座席からずり落ちそうになることもあったのでシートベルトが欲しかったです(笑)。 以下、本作のネタバレをがっつり含んでいますので予めご了承ください。…

気が付けば早や、１１月…… 季節は冬へと移り変わる気配を見せはじめ、日を重ねるごとに ひしひしと寒さが増している日本列島。 だが、そんな空っ風に晒されながらも、北国に生きる人々はと言えば 明るく、呑気に、それぞれの変わらぬ日常を満喫中であった。 そんなある日の北海道千歳市、毎度お馴染みの「宙マンハウス」。 これまたお馴染み・宙マンファミリーの、いつも通りの活気にあふれる 賑やかな様子から、今回のお話を始めることにしよう。 ゴジラ&東宝特撮 OFFICIAL MOOK vol.22 フランケンシュタイン対地底怪獣 (講談社シリーズMOOK) 講談社 Amazon

私は一度も同窓会やらクラスの集まりに呼ばれたことがない。 ただ学ぶだけが目的なら学校に行かなくてもいい。学校に行くことの最も大きな意味や価値は、集団生活にあるのではないかと私は思う。 こんな私でも小中高大と不登校や留年することなく学生生活を終えることができた。しかし、集団生活に適応できていたかと言えば全くそんなことはない。本来身に着けるべき大切なものを習得することなく学生生活を終えてしまったのだと今になって強く思う。 いないことに気づかれない人間 クラスという組織、集団での私の立ち位置を端的に表すならこれだろう。 「あれ、いたの？」 そんなセリフをドラマだかアニメだかで聞いたことがあるが、私に…

日曜日に見に行くシリーズ最終章となるヴェノム:ザ・ラストダンスのため、プライムビデオでレンタルして予習したんだけどさ……。 ナニコレ。 前作では、カッコいいポスターの印象から、ヴィラン映画、ダークヒーロー映画を予想し、まったく内容が違う心温まるバディ・ヒーロー映画で、普通に見れるけどヴェノムの映画と考えるとコレジャナイ感がありました。あ、でも僕はアメコミニワカなので、ファンの人がこれで良いんだ、と思うならそれで良いと思います。 www.youtube.com