父が2024年に肺癌の診断を受けてからの1年を記す前に、ざっくりと2020年からの5年間を振ります。2020年3月胃癌を患い、緊急事態宣言の最中¾胃を切除した父。 術後に糖尿病や軽度認知症障害を認められ、さらにコロナ禍でもあり、フリーランスであるわたしの仕事に制限ができたことで功を奏し、時間に余裕もあったことから週に2~3日通いの介護生活がスタートします。 父と過ごす時間が増え、これが最後の親孝行になるだろうと思い実家に近い場所に転居しました。実家からは自転車で10分、徒歩で20分ほどの距離。同居しなかったのは、父の住まいである都営住宅の家賃収入上限が設けられているから。 子ども二人が成人して…