ASD(自閉スペクトラム症)の子どもを支援していると、「どうやって困った行動を減らそうか」と考える場面がたくさんあります。 強いこだわり。オウム返し。切り替えの難しさ。 支援者としては何とか改善したいと思いますし、保護者から相談を受けることも少なくありません。 もちろん、危険な行動や生活に大きな支障がある行動には対応が必要です。 ただ、現場で子どもたちと関わる中で感じるのは、「特性をなくそうとする」よりも、「特性を活かした方がうまくいくことがある」ということです。 今回は、実際に私が関わったASD傾向の強い児童の事例をもとに、「特性を利用する支援」について紹介します。 特性を直そうとすると支援…