●水やり レベル一、枯らさないようになること。レベル二、水やりが日常の一部と化すこと。レベル三、鉢ごとに時間差で水をやりはじめる。 レベル四、離れていても一鉢ごとの乾き具合がなんとなく分かってしまう。 かくして盆栽ライフの土台は作られていく。水やりは大事な健康観察の時間であり、欠くべからざる愛樹とのコミュニケーションの時間でもあるのだ。 「いつまで水やってんの!」と家人が呼んでいる。いかんいかん、今度は我が子にミルクをやる時間である。 ●施肥 陽光に勝る養分はないのであるが、サプリメント的な位置づけで成長期に元気をつけてやる。何事も与えすぎは禁物であるが、効き目はすっかり葉の色に表れる。 「あ…