荒々しい幹に 清らかな花を咲かせる真白き梅 祖父の盆栽です 盆栽としては大振り でも庭木の梅に比べるとミニチュアのように小さいのに大きな命が宿っていて 巨木のような歴史を感じさせる風格と威厳 ひとつの宇宙 普段は盆栽棚のどこかでたくさんの盆栽たちに紛れていて 年末になると玄関脇に登場して 庭木の梅はまだ固いつぼみなのに お日さまのスポットライトを浴びて年に一度の晴れ舞台とばかり 元旦に一輪 そのあとは二輪、三輪… 遅々として開花が進まなかったけれど このところのあたたかさに ほろほろとつぼみがほどけて 清らかな香りを広げてる 白梅は「はくばい」よりも「しらうめ」と読むほうが好き 訓読みの音の柔…