真理の探求

私はこれまで、結構色々なブログを書いてきた。 でも、どれも長続きしなかった。 今思えば、理由は簡単だった。 生き方の方向性が定まらなかったから、書いていても途中でしっくりこなくなってしまい、内容も一貫性のないものに感じられるので、半ば自己嫌悪によって更新が止まってしまうのだった。 私は、自分が生粋のヨギ、真理の探求者であることを知った。 それ以外のものには全く関心を持つことができないほど、その道に強く惹かれていることを、やっと自認することができた。 振り返りがてら、これまでの経緯を書こう。 私が真理の探求の道に出会ったのは、18歳の時だった。 16歳ごろからサイキックの世界に触れる機会があった…

医師ウィリアム・ハーヴィー（1578～1657）は、「血液循環」の発見者です。4月1日はハーヴィーの誕生日。 「心臓の働きで血液が体内を循環していること」は、私たちには常識です。しかしハーヴィー以前には、明らかではありませんでした。 彼の研究は、長い間絶大な権威だった古代の学者たちの説をくつがえすものです。そこで当時は激しい非難も多く、自説を著作として発表してからは患者も減ってしまいました。 では、彼は「世間での立場や損得を考えず、ひたすら真理を追究した人」だったのでしょうか？ いいえ、彼の出世欲は人並み以上で、有名病院の責任者であり、医師会の幹部や国王の侍医にもなっています。また、患者の遺族…

【真理の探求】 【探求の矛先】 【自己探求】 【比較の概念】 【真理の探求】 はいよっ！おはようございます。タクさんです。 探求ってね。結局なんの探求なのかー？っていいますと、やっぱり真理の探求なんだと思うんですよね。 でね。それを探そうとする時、僕らはどこから手を付けるのか〜？といいますと、やっぱり、真理とはなんぞや？というところから手を付けだすんだと思うんですよ。 でねー。色々と聞いて回るというフレーズに入るわけですよね〜。 そんな中、「私はいない」だとか、「時間は存在しない」だとか、よく分けのわからんことを聞くことになるわけです。 はたまた、悟りに段階なんて無いし、真理の理解にも段階なん…

【はじめに】 【分離の概念では部分や派生にこだわる】 【真理の探求とは、水を得ている魚が水を探す旅である】 【全てに価値はないし、すべて価値は同等】 【はじめに】 ほい。どうもおはようございます。タクさんです。 全てはイノチそのものである。それはエネルギーであり、働きである。 みたいなねー。そういうことをよく言っております。 イノチがエネルギーであり働きであるということは、一部というものはなくて、どこをつまんでも、もうそれで全て！なんですよねー。 この辺の感覚はちょっと伝わりにくいんだろうなーって思っています。 でもなんか、プログラムともちょっと似てるなーって感じています。ネットにつながったあ…

はじめに 人生の岐路に立ったとき、あなたは何を選択するだろうか。社会の期待に応えるか、それとも内なる声に従うか。ヘルマン・ヘッセの名作『デミアン』は、まさにこの普遍的な人間の葛藤を描いた物語だ。1919年に発表されたこの教養小説は、一世紀以上経った今もなお、読者の心に深い感銘を与え続けている。 『デミアン』は単なる青春小説ではない。それは、人間の魂の奥底に潜む真理を探求する哲学的な冒険譚であり、自己発見と成長の過程を鮮やかに描き出す心理学的な洞察に満ちた作品だ。主人公エーミール・シンクレールの内的な旅は、読者自身の内面への旅へと誘う。 本稿では、『デミアン』の深遠なテーマと象徴的な要素を解き明…

はじめに 人生は予測不可能な出来事の連続です。その中で、私たちは家族との絆や運命の力に翻弄されながらも、自分の道を切り開いていきます。イザベル・アジェンデの代表作『精霊の家』は、まさにそんな人生の真理を鮮やかに描き出した傑作と言えるでしょう。 この小説は、チリの激動の歴史を背景に、トルエバ家の4世代にわたる物語を紡ぎ出します。魔術的リアリズムの要素を取り入れながら、家族の絆、愛、政治、そして運命の力を探求する本作は、読者に深い洞察と感動を与えてくれます。 本記事では、『精霊の家』の魅力を解き明かしながら、この作品から学べる人生の真理について考察していきます。 『精霊の家』の概要 『精霊の家』は…

はじめに 魔法使いの少年の冒険を描いた『ハリー・ポッター』シリーズ。この物語は単なるファンタジー小説ではありません。その奥深さと普遍的なテーマは、私たちの人生に多くの示唆を与えてくれるのです。 J.K.ローリングが紡ぎ出した魔法世界は、私たちの現実世界を鏡のように映し出しています。そこには友情、成長、選択、偏見、死、権力、そして愛といった、人間社会の根源的なテーマが巧みに織り込まれています。 本記事では、『ハリー・ポッター』シリーズを通じて学べる人生の教訓や哲学的な洞察について、独自の解釈を交えながら探究していきます。魔法の杖を手に取るように、想像力を駆使して、ホグワーツの廊下を一緒に歩いてみ…

はじめに 人生の意味を探し求める——それは古今東西、人類共通の永遠のテーマです。ノーベル文学賞作家ヘルマン・ヘッセの傑作「シッダールタ」は、まさにこの普遍的な問いに挑んだ作品です。古代インドを舞台に、一人の青年の精神的成長を描いたこの小説は、出版から100年以上を経た今もなお、世界中の読者の心を捉え続けています。 「シッダールタ」は単なる物語ではありません。それは私たち一人一人の内なる旅路を映し出す鏡であり、自己探求と悟りへの道標なのです。本作では、主人公シッダールタの波乱に満ちた人生を通じて、真の幸福とは何か、人生の意味をどこに見出すべきかという根源的な問いに迫ります。 本記事では、「シッダ…

はじめに 魔法のような現実が織りなす壮大な物語。ガブリエル・ガルシア・マルケスの傑作『百年の孤独』は、単なる小説を超えた人生の教科書といえるでしょう。この作品は、私たちに歴史の重みと個人の運命、そして人間の本質について深く考えさせてくれます。 『百年の孤独』は、コロンビアの架空の村マコンドを舞台に、ブエンディア一族の7世代にわたる栄枯盛衰を描いた物語です。1967年に出版されて以来、世界中で読み継がれ、現代文学の金字塔として高く評価されています。本作は、ラテンアメリカ文学のブームを巻き起こし、マルケスにノーベル文学賞をもたらしました。 この小説が私たちに問いかけるのは、人間の本質的な孤独や、歴…

はじめに 文学史上最も挑戦的な作品の一つとされる『ユリシーズ』。この小説は、一見何の変哲もない一日の出来事を通して、人間の内面世界の複雑さと日常の中に潜む驚くべき豊かさを描き出しています。ジェームズ・ジョイスが紡ぎ出した言葉の迷宮は、読者を思考の新たな地平へと導きます。本記事では、この革新的な作品の魅力に迫り、そこから私たちが学べる人生の真理について探求していきます。 『ユリシーズ』の概要と構造 『ユリシーズ』は、1904年6月16日のダブリンを舞台に、広告取りのレオポルド・ブルームと若き芸術家志望のスティーブン・ディーダラスの一日を追った物語です。この作品の特徴的な構造は以下の通りです： 全…

ChatGPT: 哲学者やスピリチュアルな探求者は、時間と観念の関係について深く探求してきました。例えば、時間を「物理的なもの」として捉えるのではなく、意識の産物であると考えるアプローチがあります。ここでは、観念が時間を生み出す、あるいは時間は観念の一部でしかないという視点が強調されます。プラトンの「イデア論」: プラトンは、私たちが経験する世界は「現象界」であり、そこに存在するものはすべて一時的で変化するが、その背後には永遠で不変の「イデア界」が存在するとしました。このイデア界にある観念や真理は時間を超越し、永遠に存在するものとされました。スピリチュアルな教義: 多くのスピリチュアルな伝統で…

こんにちは、こんばんは。 今回はスピリチュアル用語『さ行』をお届けいたします！ スピリチュアル用語一覧はこちら サードアイ サトルボディ サナトクマラ シンクロニシティ 守護霊 シャーマン スピリチュアルガイド スターシード スピリチュアル 聖なる幾何学 前世 ソウルメイト ソウルジャーニー (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); ランキング参加中スピリチュアル サードアイ 第6チャクラ（アジュナチャクラ）に位置する霊的な視覚の中心。直感や霊的な洞察力、真実を見抜く力を象徴する。サードアイが開くことで、見えない真実を理解し、高次元の…

はじめに 人生には避けられない別れがある。しかし、その別れを前にして、私たちは何を感じ、どう生きるべきなのだろうか。堀辰雄の名作『風立ちぬ』は、まさにこの問いに真正面から向き合った作品です。 『風立ちぬ』は、1936年から1938年にかけて発表された堀辰雄の代表作です。結核に冒された婚約者との日々を描いたこの小説は、単なる悲恋物語ではありません。それは、死の影に脅かされながらも、なお生を強く意識し、限られた時間の中で愛を深めていく二人の物語であり、同時に人間の存在そのものの意味を問う哲学的な作品でもあります。 本記事では、『風立ちぬ』の深い意味と、そこから学べる人生の真髄について、独自の解釈を…

はじめに 静寂の中に響く不思議な鳥の鳴き声。それは、私たちの心の奥底に眠る記憶を呼び覚ます。村上春樹の傑作『ねじまき鳥クロニクル』は、そんな鳥の声から始まる壮大な物語です。この小説は、単なるフィクションを超えて、戦争と記憶、そして人間の本質に迫る深遠な思索の書として読者を魅了し続けています。 『ねじまき鳥クロニクル』は、1994年から1995年にかけて発表された村上春樹の長編小説です。この作品は、日常生活の中に潜む非日常的な出来事や、過去の戦争の記憶が現代に及ぼす影響を描きながら、人間の意識と無意識の境界、個人と社会の関係性を探求しています。 本作は、主人公「僕」の妻の失踪を軸に展開しますが、…

はじめに 想像力豊かな物語の中に、人生の真理が隠されていることがあります。宮部みゆきの『ブレイブ・ストーリー』は、そんな作品の一つです。2003年3月に角川書店より上下巻同時発売されたこの小説は、単なるファンタジー作品ではありません。主人公の冒険を通じて、私たちに人生の深遠な教訓を伝えてくれるのです。 『ブレイブ・ストーリー』は、現実世界と幻想世界を行き来する少年の成長物語です。しかし、その奥底には人間の本質や、人生における選択の重要性、家族の絆など、普遍的なテーマが織り込まれています。この作品を通じて、読者は自身の人生を振り返り、新たな視点を得ることができるでしょう。 本記事では、『ブレイブ…

はじめに 性と愛。この二つの言葉は、人間の根源的な欲求と感情を表す。しかし、その関係性は複雑で、時に矛盾をはらんでいる。石田衣良の『娼年』は、この難解なテーマに真正面から取り組み、読者に衝撃的な問いを投げかける作品だ。 2001年に発表された『娼年』は、その斬新な設定と鋭い社会批評で多くの読者の心を揺さぶった。女性向けの会員制ボーイズクラブで働く大学生の物語を通じて、作者は性と愛、そして現代社会の諸問題を鮮やかに描き出す。 本記事では、『娼年』の深い洞察と独自の解釈を通じて、この作品が私たちに投げかける問いと、そこから学べる人生の教訓について考察していく。 『娼年』のあらすじと主要登場人物 『…