坂口さんが、この間読んだ記事でも、 「なんでこうなんだろう、と見た後に引っかかる作品の方が好き」 と言われていて、 私にとって引っかかる作品と言えば、「そして、生きる」。 どうしても考えてしまう。 思えば思うほど、 あんな展開はない、とひどい話だと思ってしまう。 何を描きたかった作品なんだろうか、と疑問。 好きとは思えない。 好きなシーンはたくさんあるし、 役者の演技も迫真で、心温まるものがあって、 お気に入りに入れたい作品なのに、 どうしても、あのラストは納得いかない。 だから、もう一度見たいと思えないし、 人にも勧める気にならない。 やっぱり、瞳子が最初に、妊娠を告げずに一人で産もうと決め…