人間が、世界の秩序について正しく知りうることを認める考え方。 単に予測力があるのみで、それが世界の秩序かどうかとは関係ないとする場合などには主張されない。
科学哲学教授の戸田山和久氏によって導入された、独立性テーゼと対を成す概念。
知識と知恵は違う。 言葉の羅列。 汎用性のあるデータを頭に入れたものが知識。 知恵は道理に通じ、応用できるように加工した概念である。 一次的情報は、知恵に昇華されやすい。 自分で体験するから、道理に通じるのである。 そして、実体験だけでなく、リハーサルすることも重要だ。 類似した場面に対処することで、洗練された方法論になるのである。 知識を実際に試して、系統化すると知恵に昇華されると言える。