世の中、民事では本人訴訟の割合が意外と高いもの。 原告も被告も本人訴訟の構図。 国民は裁判を受ける権利があり、その際に代理人弁護士を必須としない仕組みなので、本人訴訟も認められており、裁判所も本人訴訟なら丁寧にアドバイスをして頂けることが多いです。 本人訴訟の理由は、代理人弁護士に支払うお金がないというものが多く、その事情も裁判所は尊重してくれる。 知財侵害の分野では、弁護士や弁理士が代理人・補佐人として付くことが多いですが、これも、本人訴訟の構図をとり、一歩進めて、補佐人弁理士付きの本人訴訟が可能です。大まかにいうと、本人訴訟は弁護士が関与しない訴訟体系を意味します。 弁理士法5条により、す…