温泉津ー正面に薬師湯を臨む路地 大森銀山に近い温泉地、温泉津。 かつては石見銀山の外港として、銀の積出港としての拠点だったが、やがて北前船の寄港地として山陰地方の物流拠点として繁栄した。 温泉町であり、同時に港町でもあった温泉津は古い街並みを残し、重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。 温泉町の重伝建地区は、この温泉津のみである。 また、世界遺産である石見銀山の関連地区として含まれている。 大森銀山を散策した後、温泉津に足を伸ばして一泊、早朝の町並みを散策した。 温泉津の外湯の一つ「薬師湯」。明治5年の浜田地震で湧いたことで「新湯(震湯)」とも呼ばれた。 大正8年築の「薬師湯旧館」。 「…