名前の通り、石見(現在の島根県)にあった銀山。鎌倉時代に発見され、室町期に本格的な開発が進む。戦国期には毛利、尼子らの戦国大名の重要な資金源として、争奪の対象となった。のちに江戸時代になると天領(幕府直轄領)となり、奉行・代官が置かれた。 最盛期は江戸時代初期で、この時期は世界最大級の銀山であったと推測される。 2007年、アジアの鉱山遺跡としては初の世界遺産指定。 2008年には遺跡を後世に伝えるための石見銀山基金募金委員会が設立され、官民協働で保全活動がされている。
島根県の魅力は出雲大社だけではない! 島根県といえば、出雲大社や松江城、宍道湖などがよくオススメの観光スポットとして挙げられますが、歴史的にも世界的にもとんでもなく凄かった場所が存在します。 それは銀の採掘場『石見銀山』です! 世界の銀の約3分の1を産出した「石見銀山」 石見銀山(いわみぎんざん)は、島根県大田市にある世界遺産登録の鉱山跡です。 かつては世界の銀の約3分の1を産出したと言われ、日本の経済と文化、そして国際貿易に大きな影響を与えた重要な場所でした。 2007年には「石見銀山遺跡とその文化的景観」としてユネスコ世界遺産に登録され、今では歴史・自然・町並みが一体となった観光地として多…
室町時代に始まって実際に90年前まで銀の採掘が行われていた石見銀山。 まるでインディジョーンズの映画に出てくるかのようなミステリアスな坑道跡。 歴史ある街並みのレトロなカフェでのんびりしてみたい場所です。 行く前に知っておきたい世界遺産【石見銀山の基本】 石見銀山ってどんな所? 世界遺産になった理由 最盛期の石見銀山 採掘の方法 見どころと所要時間 ガイドツアー 大久保間歩一般公開限定ツアー 石見銀山ワンコインガイド龍源寺間歩コース 大森地区 群言堂(ぐんげんどう) 大森の町並み 熊谷家住宅(くまがやけじゅううたく) 銀の店 銀山地区 龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ) 佐毘売山神社(さひめやまじ…
2025年になり、個人的に本当に多忙で参っております(+o+) なかなか更新することが出来ていませんが、焦らずにぼちぼちと更新していこうと思っていますので、本年もよろしくお願いいたします。m(_ _)m ということで、前回の続きです。 レンタサイクルで石見銀山の坑道まで行こうと思います。 電動自転車で楽々移動できますよ。 石見銀山を散策するには歩きでは難しいと思います。 坑道まで行く途中には集落を通りますが、こちらの集落自体も世界遺産なので、なかなか風情があります。 お店はほとんどありませんが、昔ながらの景色に癒されます。 鬼瓦がたくさん。 道路の舗装がなければ江戸時代みたいな風情があります。…
石見銀山世界遺産センターにきました。 ここで石見銀山の知識を入れてから見学に行こうと思います。 すごい! 銀のお金が山積みされています。 まあ、レプリカなんですけどね。 石見銀山は世界有数の銀の産出量を誇っており、幕府が直接管理していたそうです。 産出量はピーク時で年間約38トンにもなったそうです。 広大な広さの鉱山は約320haもあり、坑道の総延長は100km以上あると言われます。 坑道への入口や通路を間歩(まぶ)と呼び、その数は約1000箇所あるそうですが、正確な数はまだまだ多いと考えられています。 実物の30kgの銀塊があり、実際に持ち上げることができます。 めっちゃ重い(*_*) そり…
最近は忙しくてブログを見ること書くことが全くできてないです(*_*) 皆様のブログは時間がある時には楽しみに読ませていただいてますので(^^; 今回は初めての夜行バスに乗って島根県へ行ってきた話です。 島根県は何度も行きたい場所です。 なかなか更新もできてませんが、良ければシリーズ最後までお付き合い下さい。 と言うわけで夜の大阪、阪急梅田駅まできました。 ミッフィー車両ですね(^^) 梅田駅の下にバスターミナルがあります。 今回はJRバスでした。 夜の高速道路なので景色も見えず、うとうとしてたら岡山県のサービスエリアで休憩です。 特にすることもなく慣れない夜行バスで浅い眠りが覚めたら、島根県出…
12月3日、本州帰路の旅1日目です。昨日九州から下関に渡り、今日は山陰地方を東に向かって走ります。「道の駅きくがわ」の夜は大型車が多く止まっていましたが、普通車は少なかったです。ちょいちょい寄りたい場所があるので、今朝は早く準備をして5時すぎに出発です。 国道435号を走っていくと「←秋吉台」の看板があり、まだ真っ暗ですが秋吉台に寄ることにします。まだ6時すぎなので夜が明けるまでしばらく車で待つことにしました。しばらく前に四国カルストも行ったので、日本3大カルストの2つを制覇しました。ただ、秋吉台は高校の修学旅行ですでに来てますけどね。日の出を待って展望台に来ましたが、早朝の誰もいない秋吉台を…
旅の記録。
こんにちは、皆さん! 今回は、日本の歴史と産業の発展に大きな影響を与えた石見銀山についてご紹介します。石見銀山は、島根県大田市に位置し、その歴史的価値から2007年にユネスコの世界遺産に登録されました。銀の採掘と精錬が行われたこの地は、かつての繁栄を物語る遺跡や建造物が多く残されています。
島根県のちょうど真ん中あたりにある大田市。 世界遺産の石見銀山をはじめ、温泉津温泉などのとても良いスポットが揃っている。 前編では大田・波根エリアと石見銀山を中心に紹介。 大田・波根エリアを巡る 物部神社 クチーナ カンターレ 金子旅館 石見銀山エリアを巡る いも代官ミュージアム 石見銀山 石見銀山 世界遺産センター 大田・波根エリアを巡る まずは大田(おおだ)市の東部にある大田・波根(はね)エリアを紹介。 これはは大田市の中心駅である大田市駅。 石見銀山をイメージしているのか、茶色が取り入れられたレトロな感じになっている。 駅の構内はこんな感じ。 銀山みやげのコーナーがあった。 こちらは島根…
石見国温泉郷の国人領主。官途名は信濃守。初名は隆長か。当初は周防大内氏に属していたが、同氏衰退後は出雲尼子氏に属した。弘治年間から尼子方として毛利氏と戦い、補給基地でもある温泉津をおさえて、尼子氏の石見銀山支配を支えた。永禄五年(1562)六月頃に没落し、尼子氏の富田城籠城戦に加わった。 16世紀前半の温泉氏 温泉信濃守隆長 出雲尼子氏に属す 小笠原氏の降伏 福光要害の戦い 温泉氏の没落 石見帰還の願い 温泉氏の支配領域 参考文献 16世紀前半の温泉氏 永正三年(1506)、温泉英永は生まれた。ただし文安元年の温泉次郎以降、温泉氏の動向は16世紀中頃まで確認できない。しかし温泉氏の本拠とみられ…