山口県の秋芳町など、2町1市にまたがる日本最大のカルスト台地。
標高200〜400mで、面積約130平方km。
そのうちの約14平方kmが特別天然記念物に指定されている。
広大な草原には白い岩肌を見せる石灰岩の石柱群「カレンフェルト」や、雨水に侵食されて擂り鉢状になった窪地「ドリーネ」、「ドリーネ」が連合した「ウバーレ」、地下に雨水を吸い込む井戸状の深い穴「ポノール」などが点在。
特に大小さまざまな石灰岩柱が数多く見られる地獄台や、原生林が茂る長者ケ森では、典型的なカルストの風景が広がる。