研究論文

こんにちは。 英文校正のグローバルリーダー「ワードバイス」です。 論文の執筆は多くの時間と労力のかかる大変な作業です。 特に、英語で執筆するとなると、より一層難しく感じる方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、英語で科学論文を効果的に作成するための方法をご紹介します。 タイトル(title)やアブストラクト(abstract)の書き方から、執筆時に注意すべきポイントまで、ステップごとにわかりやすく解説いたします。 英語論文作成で最初にやるべきこと 英語論文の執筆を始める際、最初に何から取り組めばよいのでしょうか？ いきなり書き始めることもできますが、まずは全体のアウトライン（Outlin…

こんにちは。 英文校正サービス「ワードバイス」です。 今回の記事では、論文執筆の第一歩とも言える 「印象的な序論の書き方」についてご紹介します。 それでは、ジャーナルの編集者が「掲載したい」と思う論文とは、 一体どのようなものでしょうか？ 論文出版は一種のビジネスでもあるため、 当然ながら、読者の関心を引く論文が優先的に掲載される傾向があります。 そのため、掲載率を高めるには、 「読者が読みたい」と思うような魅力的な論文を作成することが重要です。 特に、序論（Introduction）と論文要旨（Abstract）は、 読者の興味を引き付け、論文を最後まで読んでもらうための鍵となるパートです。…

論文を作成する過程において、最も重要な要素の一つが、 正確な資料の引用と出典の表記です。 特に、Webサイトから得た資料は情報が定期的に更新されるため、 慎重に参照する必要があります。 本記事では、論文におけるWebサイト上の資料の 適切な引用方法がわからない方のために、その手順を詳しく紹介します。 APA、MLA、Chicago、Vancouverの各スタイルごとに引用方法を解説し、 出典の表記方法も整理していますので、ぜひ最後までご覧ください。 1.APAスタイル Webサイトの引用方法 Webページや記事の題名は斜体で表記し、URLは句読点を追加せずに、クリック可能なハイパーリンク形式で…

研究論文を作成する際の重要なポイントは、 ジャーナルのフォーマットや著者ガイドラインに正確に従うことです。 しかし、多くの場合、ジャーナル側の指針を完全に理解し、 それに沿って論文を作成することが難しく、 初投稿がリジェクトされる原因になることもあります。 今回は、ガイドラインに沿って論文を作成する際に注意すべき重要なポイントと、 論文のリジェクトを防ぐためのコツをご紹介します。 ガイドラインとは？ 投稿を予定しているジャーナルのホームページにアクセスすると、 投稿ガイドラインを確認できます。 一般的に、「author」「instructions」「guidelines」などの単語が含まれたタ…

こんにちは。 論文校正サービスワードバイスです。 学術論文の要旨(Abstract)は単なる研究の要約にとどまらず、 研究の第一印象を決定づける重要な要素です。 特に医学分野の学術誌では、 研究の意義や信頼性を評価する際に、要旨が重要な判断基準となります。 では、ジャーナルに掲載される医学論文の要旨を作成する際には、 どのような点に注意すればよいのでしょうか？ この記事では、医学ジャーナルへの投稿時に求められる要旨の基本構造と 作成方法を、具体的なポイントを交えながらご紹介します。 医学論文要旨の基本構造 多くの社会学、行動学、生物学、そして臨床関連の学術誌は、 以下の4つのポイントを基準に構…

こんにちは。 今回は論文校正の重要性とその効果についてご紹介いたします。 論文を校正することで、皆様の研究がどのように変化するのかを具体的にご確認いただき、校正の必要性を実感していただければ幸いです。 1.明確な表現で研究内容の可読性を向上 論文校正を通じて、文章の構造や表現を整えることで、研究内容がより明確になり、読者にとって理解しやすいものとなります。 どれほど優れた研究であっても、読者にその内容が正確に伝わらなければ、その価値は半減してしまいます。 そのため、不明確な表現や曖昧な言い回しを明確かつ簡潔に修正することは非常に重要です。 こうした校正によって、読者は研究のポイントとなるメッセ…

論文概要は、論文全体の構造や内容を簡潔に整理したもので、 論文の成否を左右する非常に重要なステップです。 研究者が自分の主張を明確にし、必要な資料や根拠を体系的に整理して論理的な論文を作成する上で、論文概要は大きな役割を果たします。 概要には「要旨スタイル」と「論文スタイル」があり、 それぞれのスタイルにおける異なる作成方法と英文校正のコツを確認してみましょう。 例もご用意していますので、ぜひご参考ください。 要旨スタイル このスタイルの論文概要は、研究内容を理解しようとする人々が抱くであろう疑問に対する簡潔な回答で構成されていると考えるとよいでしょう。 以下の質問リストに答えてみましょう。 …