砕氷船とは、水面の氷を砕いて水路を開きながら航行する船舶。 小型の河川・港湾用と,大型の海洋航行用があり、いずれも、船の重さを利用して船首にぶつかる氷を砕いて進む。 氷圧や低温に耐えるため特殊な素材や構造が採用されているが,船首は特に強固な構造とし水線に対し15°〜30°の傾斜をもつ。 軍艦や極地観測船、観光船などに用いられている。 日本では、海上保安庁、海上自衛隊と流氷観光船を運航する民間会社が保有している。
正月とは関係ないネタです。 昨年、年も押し詰まった12月24日、第64次南極観測隊が南極に着きましたね(定着氷接岸)。東京港を出発したのが11月11日ですからほぼ一月半。長旅ご苦労様でした。 昨年東京青海で久しぶりに「宗谷」を見たのがきっかけで、名古屋まで「ふじ」を見に行きました。昔撮った「しらせ」の写真もあるので、三代の砕氷船を並べてみようと思います。 まず初代「宗谷」 二代目「ふじ」 そして三代目「しらせ」 三代目「しらせ」は船橋港にいます。 四代目(現役の)「しらせ」は今南極ですね。 これはおまけ。 三代目「しらせ」の理髪店です。こういうネーミングセンス好きだなぁ。 アイキャッチ画像はし…
紋別の砕氷船「がリンコ号Ⅲイメル」が第一副港に係留している、との情報から港へ行ってきた。砕氷ドリルが右舷にしか付いておらず、左舷には無い状態。本来なら左右均等に取り付けられ役目を果たすはずなのだが。 素人考えなのだが、ドリルを外した状態で海水が船内に入ってくる点検をしているのだろうか? 修理予定は2月25日だったと記憶している。船の関係者に会えなかったので確認出来ず勝手に思った。
砕氷船の売店 餡饅(あんまん)「熱(あ)っ!」 み
先日、名古屋港で南極観測船ふじ*1を見学しました。その際、あまり展示を見れなかったので、後日、砕氷船について調べていました。すると、目にとまったのがこの写真。 パブリック・ドメイン, Link ロシアの原子力砕氷船・アルクティカ級「ヤマール」(⑤番艦)の写真。 (舷側に「ЯMAЛ」の文字がみえます。*2) 船首に描かれた「シャーク・ティース」がキュートですが、これは姉妹艦と識別する目印にもなっているのだそう。 また、写真の船首の下から、氷に大きな亀裂が入ってますが砕氷作業中の様子です(割る時はけっこううるさいらしい)。 このように、氷を割りながら進む能力をもった船が「砕氷船」で、ロシアが圧倒的…