第50回衆院選の投開票も間近に迫り、自民公明で過半数割れするのではないかという見立てが、マスコミ各社による情勢調査で発表され始めました。とはいえ、野党が連立を組んで政権交代に至るほどでもないようで、しばらくは難しい状況になることでしょう。 そこで、巷では40日抗争の再来か、などとまことしやか噂されているのですが、この40日抗争とはどんなものだったのでしょうか。衆院選後、どのようにあたらしい国会が進められていくのかも整理しながら、まとめてみました。 自民党最大の危機 40日間抗争 1979年の衆院選。当時の衆院の議席は511で、うち自民党が獲得した議席は248と過半数に及びませんでした。その責任…