春の季語。 竹類の葉は1年で生え変わるが、5月から6月に黄葉して落葉するため、その時期を竹の秋と言う。筍が大きくなった後なので、まるで子供を育てた親の竹が、疲れて枯れていくようにも見えるが、新芽に日光をあてるために古い葉を落としているのだと考えられる。黄葉している時にはすでにその葉の付け根からは新しい葉が針状に伸びていて、古い葉が落ちると同時に新しい葉が開き、同化作用を始める。したがって葉のない時期はない。
一年を通して変わることがないと思われる 竹にも秋があり、黄葉して落葉します。 ただ竹の場合は、普通の樹木とは反対に 春のちょうど筍が頭を出す頃に、 竹の葉は黄色く色づき、 静かに葉を落とします。 これを「竹の秋」(たけのあき)と言います。 葉には、光合成を行う働きの他に、 根から吸い上げた水分を 葉の気孔から蒸発させる働きがあります。 寒さが厳しく水分の乏しい乾燥の時期に当たる秋から冬に、落葉樹が落葉するのは、 水分不足で枯れてしまわないためです。 一方竹は、3月の末から4月一杯にかけて 竹の子の成長に栄養分を消費するため、 5月から6月に竹の葉は黄色く色づいて 落葉します。 「竹落葉」(たけ…
筍より竹の秋 腐阿魔多難禍 伸びゆくものより朽ちゆくものに己を重ねて… 竹秋@大峰山
www.youtube.com 以前、「竹の秋」、「竹の春」と言う季語について書いたと思います。 hanahiroinoniwa.hatenablog.com お散歩中に、いい感じの「竹の秋」が撮れました。動画の中盤、はらはらと舞い散る竹の落葉をご覧ください。 きょうも、最後までお読みくださり ありがとうございました^^ さとうみゆき
昨夜来の雨が未明から本格的な降雨となった17日、北高上緑地(日進市)の竹林(写真㊤)で予定されていた里山イベント「タケノコ掘り体験」は中止となり、18日に順延されました。残念ですが、タケノコの成長を促す絶好の雨と前向きにとらえ、明日に備えて今日は英気を養っておきましょう。タケノコ掘りは結構、体力を使いますから…。 というわけで、今日はパソコンに向かって勉強です。ちょうどいい機会なので、「タケ」について基礎を学ぼうと思います。と言っても、難しい話はさて置き、「へぇ~、そうなんだぁ!」と納得する程度で、気軽にいきましょう。 ■タケ(竹)は木? それとも草? ■「タケ(竹)」と「ササ(笹)」の違いは…
二輪草 昨日、散歩途中の森で二輪草を見つけました。台のような葉の上に細い茎をのばし、小さく可憐な白い花を二輪咲かせる様子からそう呼ばれています。歳時記では二輪草は晩春の季語です。満開になる頃には、すっかり春もたけなわのことでしょう。 俳句を詠み、季語に親しむようになってからと言うもの、それまで意識の網目を何となくすり抜けてしまっていた些細な自然現象にも、目が留まるようになりました。たとえば「竹」です。 竹の秋 「竹の秋」と言う季語があるのですが、さて、この季語、いつの季節を表していると思いますか?「秋」とつくからには当然「秋」の季語なのでは?と思いたくなりますが、実は「春(晩春)」の季語なので…
竹の秋・・という言葉がある 毎年五月になると 竹の葉は黄葉し落葉するが この時期をさしていう言葉にあたる そのことは知っていたが 実際はどういう変化なのかほぼ一月ごとに 竹林の様子を記録してみた ほぼ一月ごとの竹林の様子だが 黄葉が徐々に新緑に変わってゆくのがわかる 手前が竹林 おそらく モウソウチク(イネ科)で 後ろの山は夏緑樹のナラやクヌギなど 4月17日 5月22日 6月29日 みてわかる通り 黄葉して落葉するとはいえ 一般の落葉樹のように冬にすべて葉を落としてしまうようなことはない ということは落葉する時点ですでに新葉が出てきて置き換わるということになる もちろん今年に筍から芽吹いたも…