2026年初頭の米国株式市場は、静かな高揚と不安が同時に漂う、非常に象徴的な局面に入っている。 1月末、S&P500指数は史上初めて7,000ポイントを突破した。しかし、その直後には調整が入り、翌週末には6,939.03ポイントへと小幅に下落。同期間、ダウ平均は0.4%安、ナスダックは0.9%安となり、指数ごとの温度差がはっきりと表れた。 興味深いのは、大型株は底堅い一方で、中小型株が大きく売られた点だ。S&P500が週間で+0.3%だったのに対し、中型株は-1.4%、小型株は-2.2%。市場は「成長」よりも「選別」のフェーズへと移りつつあるように見える。 本稿では、なぜ今、米国株はこうした“…