未来ある世界は幸せだけれど、終わりが見える世界も不幸ではないのかもしれない。 どうせ世界は終わるけど 小惑星が衝突し、【人類滅亡の危機】であるという衝撃的なニュースが世界を駆け巡る。衝突は100年後。「終末」を意識させるには猶予が長かった。終わりはくる。ただしあと100年、日常は変わらず続いていく。 自分は生きていない?生まれてくる子どもは? 人々のささやかな勇気が重なり合い、未来なき世界で〝希望〟を編む人々の連作短編集――。 〜【ネタバレ無し】読了後に思ったこと、思うがままにつらつらと〜 生きる意味を問う。それも、終わりがわかっていながら。希望を抱くのは先が見えているからだとすれば、答えなど…