10人の大工さんが1か月で1軒の家を建てるとすると 100人なら1か月で10軒 2か月で20軒 3か月で30軒 このように、一方が倍なら他方も倍、3倍なら3倍…というように、きれいな関係性「比例・相似」をひっくるめたものを数学では「線形性」と呼ぶ 一方でたとえば自動車などを設計する場合は、縮尺モデルを使う 縮尺モデルで実験して、ある結果が出たら、それを比例拡大して、実物の大きさであったらどうなのかを推定する 小から大へ だがしかし… ゼロ戦の設計でこれをやって失敗した…という有名な話があるように、模型に縮尺分を逆戻ししただけではうまくいかないこともある これは、流体力学の「非線形性」として知ら…